「家は3回建てないと理想の家にはならない」なんて言葉を聞いたことがありますか?
理想を思い描いて家を建てても、実際住んでみると
こうしておけば良かった・・・
あのプランの方が良かった・・・
なんて後悔が出てくることが多々あるようです。
それはリノベーションにおいても、そうでしょう。
なかなか初めてのリノベーションで理想通りの家にすることは難しいでしょう。
でも、もちろん後悔したくない!ですよね?
この記事では、リノベーションをしたけど失敗しちゃった!という例を調べて、そこから対策について考えてみました!
傾向と対策を踏まえて、理想のリノベーションをしましょう!!
■目次
リノベーションの失敗談の前に、リノベーションを知る
まずはリノベーションについて、おさらいしていきましょう。
もともとある建物に大規模な工事をして、新築の状態よりも性能を良くしたり、価値を高くしたりすること。
基本的な考え方が原状回復であるリフォームとは違い、リノベーションは元の状態よりも+αの価値をつけることを目的としています。
具体的にはどんなことをするの?
では、リノベーションは具体的にどんな工事を指すのでしょうか。
具体例をあげてみますね!
- 仕切り壁をなくし、広々としたリビングをつくる
- 床を全面フローリングにする
- ウォークインクローゼットを増設する
- 床暖房を採用する
- 段差をなくしてバリアフリーにする
- 壁付けキッチンを対面キッチンに変更する
引用:Instagram
築年数が結構経っていても、そんな風には見えない、綺麗な家よねぇ。
こんな感じのものもあります。
引用:Instagram
他の人のリノベーションを見ていると、夢しか広がらないなぁ・・・・。 ( ̄¬ ̄*)
リノベーションについて、もう少し詳しく知りたい!という方はこちらの記事をどうぞ。
リノベーション後悔例と対策
調べてみると、やっぱり実際にリノベーションをされた方が後悔している・・・という例が結構出てきましたね。
いくつか失敗談について、挙げていきたいと思います。
結論から言うと、問題は大きく分けて業者・予算・プランニングとなるようです。
業者問題の例
いろいろ提案はしてもらっても、こちらのイメージと微妙にずれていた。
仕上がりもイメージ通りにいかなかった。
なかなかこちらの意図が伝わりにくいという問題もあるのね。
工程表では工事が終わっている時期なのに、まだ半分程度しか進んでいない
【対策】
業者、また担当者との打ち合わせを綿密に行いましょう。
話がかみ合わないと感じた場合は遠慮せず担当を変更してもらうことも大事です。
HPを持っている業者であれば、業者のコンセプト、サービス、事例を見て業者の仕事ぶりを見極めることも大事ですね!
一般社団法人リノベーション協議会で業者を探すこともできます。
自分の理想をかなえてくれる担当者を探そう!!
リノベーションをする上で、インテリアにこだわりたい場合はインテリアデザイナーやインテリア設計士に依頼するのも良いでしょう。
他にも、窓の機能性やカーテンの専門家は窓装飾プランナー、住まい全体をリノベーションしたい時はライフスタイルプランナーを利用しましょう。
ちなみに、窓装飾プランナーは2014年から、ライフスタイルプランナーは1998年から資格試験が始まったので、比較的に新しい資格なのです。
例えば、窓装飾プランナーは一般社団法人日本インテリアファブリックス協会で探すことが出来きますよ!
予算(コスト)問題の例
そこで全体的にグレードを落としたら「やっぱり妥協するんじゃなかった」と後悔した。
コストを値切りすぎると、あとで追加でコストがかかったりするもんねぇ~。
ほんとどこまで追求するのか、永遠の課題だわ。
【対策】
一般的に、既存のお部屋を解体して、間取りも住宅設備も、目に見えるところも見えないところも一新するスケルトンリフォーム工事の相場はおよそ10~15万円/㎡と言われています。
ですが、これはあくまでも目安。
リノベーションでは、外からでは傷み具合が見えない部分の修繕が発生する場合があります。
予算ギリギリのプランを立ててしまうと、解体後に不具合部分が見つかり、予算オーバーになってしまうことも。
基礎部分も補強したり新しくしたり、という工事が追加で必要になる場合もあるんです。
また、打ち合わせをしているとどうしても目移りして、全部リノベーションしたいという気持ちになってしまうものです。
打ち合わせの前に、自分の中で優先順位を決めておきましょう。
そういったところは優先し、次に自分や家族にとって一番大事な場所に手を付ける方がいいかもしれないね。
プランニングの問題例
動線についてもしっかり考えてなかった
主婦は特に時間との勝負だから、これほんとに大事なんだよね。
思っていたのと違うってのも、あるあるすぎる・・・・。
【対策】
リノベーションのための予算が十分にあればイメージしている理想の部屋に変えることは可能です。
ですが、リノベーションの一番の目的は住みやすい家にすること。
部屋の大きさや家族構成、ライフスタイルの変化など、複合的に想定した上での理想を考える必要があるのです。
また床材・壁紙などのサンプルは小さいものを見て判断するのでイメージ通りにならないことも多くなります。
大きめのサンプルを取り寄せたり、床材や家具との色のバランスも考えながら決めましょう。
これからどんな暮らしをしていきたいとのかを考えると、リノベーションをする『目的』を明確に持てるかもしれませんね!
後悔しないリノベーションをするためには?
業者と予算とプランニング、全部を自分で決めるってかなりパワーがいりますし、大変ですよね。
そんな方は、ワンストップ型リノベーション専門会社を利用するのも1つの手ですよ。
ワンストップ型リノベーション専門会社を利用する
ワンストップ型リノベーション専門会社とは、物件探しとリノベーション、資金計画やローンの相談など全て一貫して行ってくれる会社のことです。
このワンストップ型リノベーション専門会社には大きく分けると2種類に分けられます。
- 自社で不動産部門をもっており、不動産とリノベーションの両方の業務を行っている。
- リノベーション専門の会社だが、複数の不動産会社と提携関係があり。ワンストップ型に対応している。
- 予算を伝えておけば、その範囲内でコントロールしてくれる
- 担当者が1人なので、打ち合わせしやすい
中古住宅を購入してリノベーションしようと思っている人には、物件探しも頼めるんです。
その物件がリノベーションに適している物件かどうかも判断してくれるので、ありがいですよね。
- 選択肢が少なくなる
- 業者のリノベーション経験をしっかりと見極めないといけない
自分の理想に近づけるためにも、しっかりした業者であるか見定める必要はありそうね!
リノベーションの失敗談について調査!!後悔しないための対策についてのまとめ
今回はリノベーションの失敗談をもとに、後悔しない方法をまとめてみました。
家族みんなが幸せになるためのリノベーション、「やってよかった~」と思えるものにしたいですよね。
そのためには、どんな失敗談があるのかを参考にするのが一番です。
- しっかり業者を選ぶこと
- 急な予算変更に対応できるようにしておくこと
- ライフスタイルの変化も考えて、しっかりプランニングすること
特にこの3つに注意して、新築のようなキレイな家を手に入れて下さいね!!
もちろん、リノベーションの後は住宅ローンについても、考えましょう!!
大規模な工事であれば、住宅ローン控除も使えるかもしれません。
こちらの記事も良ければ、ご覧ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
リフォームとリノベーションの明確な区別は難しいところでもあるんだけれどね・・・
でも、「今までよりも住みやすくする」という点はどちらも同じだね。