家を購入する時に、ほとんどの人が使う住宅ローン。
住宅ローンを組む銀行を、ほとんどの場合は金利で比較すると思います。
でも、銀行を決める前に手数料の比較もしっかりしましょうね。
意外に知られていないのですが、住宅ローンは借入れる金額が大きい分、予想以上に手数料や保証料がかかってくるんです!
できれば手数料も安いほうがいいですよね。
契約後に後悔しないように、まずは必要な手数料を知ってお得に住宅ローンを組みましょう!
この記事では、次のポイントをご紹介します。
- 住宅ローンの手数料ってどの位かかるの?
- 住宅ローンの手数料の種類と金額はどれくらい?
- 人気の銀行3社の手数料とおすすめのポイントって?
是非、住宅ローンを組む際の参考にしてくださいね。
■目次
住宅ローンの手数料を知ろう!高い安いの目安は?

高額借入金額に対する「金利」は、住宅ローンを組む銀行選びの比較検討ポイントです。
しかし今回は「金利」ではなく「手数料」をかみ砕いて解説したいと思います!
借り入れ条件によっては、この「手数料」がかなり高額になる場合もあります。
では高額な住宅ローン、実際には全体の何%が手数料になるのでしょうか?

ケースによって様々に変わってはいきますが、上記の表を見るとだいたい購入する物件価格の5~10%が手数料(諸費用)に充てられることになりそうです。
借り入れ額が3000万円の場合だと、およそ150万円~300万円が手数料ということになります。
けして安い金額ではないですね。
賢く学んで、ムダのない住宅ローンのプランを検討していきましょう!
住宅ローン 手数料の種類と金額

まずは住宅ローンを組む際にかかる手数料をひとつずつご紹介してきます。

上記の表に従って「手数料」を種類ごとにみてみましょう。
融資手数料
この融資事務手数料は、事務取扱手数料と呼ぶこともあります。「定額型」と借入金額の2%など借入金額によって決まる「定率型」があります。これは、金融機関・商品によって異なります。
ローン保証料
住宅ローンを返済出来なくなった時に契約者に代わり、保証金が金融機関に返済する保証を受けるために支払う費用です。一括の「外枠方式」と返済額の金利に上乗せする「内枠方式」があります。
団体信用生命保険料
団体信用生命保険は、ローンの返済中に死亡したり、重い障害を抱えてしまったりしたときに、保険会社が住宅ローンを全額、金融機関に払ってくれるというものです。名称が長いため、一般的には「団信」と呼ばれています。
3大疾病補償特約や8大疾病補償特約、また通常の団信に入れない人向けのワイドなどがあります。
通常の団信は銀行が負担してくれるものが一般的ですが、フラット35のように団信が任意加入の場合自分で保証料を負担しなければならないものもあります。
印紙税
住宅ローンを契約する契約書にかかる税金です。
5,000万円超10,000円以下の場合、一律3万円
登記費用
住宅の所有者になった場合に法務局に権利の登記申請をする必要があります。この際にかかる費用が登記費用です。
繰上返済手数料
ローンの総支払額をできるだけ減らす為に、まとまった資金が出来た際に支払いたいのが繰り上げ返済です。繰上返済には、「一部繰上返済」する場合と「全額繰上返済」する場合とがあります。銀行や組む住宅ローンの種類によっては、どちらの手数料も無料の場合もありますよ。
住宅ローンを組む際にかかる手数料は、相場が決まっている手数料と銀行によって金額の差が出る手数料とがあります。
金額の差が出来る手数料は融資手数料と繰上返済手数料の2つです!
では、住宅ローンの借り入れで人気の高い銀行をご紹介します!
人気の銀行3社の手数料とおすすめのポイント

手数料やサービスは各銀行によって違います。
人気の銀行の住宅ローンをみてみましょう。
手数料の違いの大きい融資手数料と繰上返済手数料を中心におすすめのポイントもご紹介しますね。
楽天銀行
楽天銀行の住宅ローンの場合は、以下の通りです。
保証料 | 0円 |
繰上返済手数料 | 0円 |
融資手数料 | 一律330,000円 |
とてもシンプルで分かりやすいですね。
楽天銀行の住宅ローンには、団体信用保険に「がん保証」が0円で付いているお得な特約があります。

様々なキャンペーンも定期的に行っているので、楽天銀行で住宅ローンをお考えの読者様は見逃さないようにしてくださいね。
また、普段の生活で楽天経済圏にいる方には、楽天銀行で住宅ローンを組むメリットは本当にたくさんあります。
ソニー銀行
ソニー銀行の住宅ローンは、以下の通りです。
保証料 | 0円 |
一部繰上返済手数料 | 0円 |
融資手数料 | 一律44,000円/融資金額の2.2%(商品による) |
融資事務手数料には2種類あり、住宅ローンの商品によって違います。
融資金額の2.2%が融資手数料の場合には、融資金額によってかなり手数料に幅があるので注意してください。

またソニー銀行で住宅ローンを組めば、
・ソニー銀行発行のデビットカードのキャッシュバック率が2.0%に!
・外貨取引の為替コストが4銭と優遇がある!
という特典があるので、特に外貨やデビットカードを使う機会が多い読者様には、おすすめですよ。
新生銀行
新生銀行の住宅ローンの場合は、以下の通りです。
保証料 | 0円 |
繰上返済手数料 | 0円 |
全額繰上返済手数料 | 0円~165.000円 |
融資手数料 | 55.000円~165.000円 |
新生銀行は住宅ローンの商品によって、2種類の手数料が違ってくるので気を付けてください。
新生銀行で住宅ローンをお考えの読者様は、商品の金利+手数料を比較するようにしてくださいね。

新生銀行の住宅ローンは、今なら在宅に居ながらでもテレビ電話で簡単に相談出来ます。
Tポイント・dポイント・nanacoなどの提携サービスもあるので、普段ポイント活用している読者様は是非チェックしてみてくださいね♪
イオン銀行
イオン銀行の住宅ローンは、以下の通りです。
保証料 | 0円 |
一部繰上返済手数料 | 0円 |
全額繰上返済手数料 | 55,000円 |
融資手数料 | 110,000円/融資金額の2.2% |
イオン銀行で住宅ローンを組めば、イオングループでのお買い物が5%オフになります。
通常20日と30にちはイオングループのお買い物5%オフなので、普段の買い物をイオングループにすれば生活費全般の総支出を減らすことも出来ますね♪

イオン銀行も、自宅に居ながら契約まで完結出来るのも便利ですね♪
住宅ローンの借り入れ先を徹底比較!手数料の安い銀行はどこ?のまとめ

住宅ローンって、人生で最も高額な借り入れになる場合が多いと思います。
銀行や商品は沢山あるし、いざという時に本当に迷ってしまいます。
住宅ローンの選択に正解はありません。
でも、できれば手数料を安くして、すこしでもお値打ちに住宅を購入できれば嬉しいですよね。
この記事では住宅ローンに関わる次の3つのポイントををお伝えしてきました。
- 手数料の相場
- 手数料の種類
- オススメの銀行比較
種類が多く、内容も分かりにくい「手数料」をしっかり知って、読者さまにとって一番有利な住宅ローンを見つけてくださいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。