新築物件、中古物件でも家を購入する際に住宅ローンを利用する人は多いですよね。
実は、今まで「住宅ローン」と聞くと、とっても難しそうで、苦手アレルギーがでてしまいついつい避けてきたワードなんです。
でも、よくよく考えると「家を買う」ということは、一生で一番高い買い物ですよね。
余計な金利を負担して、あとから後悔することがないように情報収集をして「住宅ローンアレルギー」を克服し、今では情報を発信できるほどになったんです。
調べていく中で「住宅ローンといえば店舗型の銀行で相談」というイメージだったのですが、ネット銀行でも簡単に手続きができることが分かりました。
数あるネット銀行の中でも楽天銀行は業界最低金利で事務手数料もお得なんです!
ネット相談も遅い時間まで対応可能でサポート体制がしっかりしていて忙しい人にもお勧めです。
今回は楽天銀行の住宅ローンについてご紹介します。
最後までお付き合いください。
住宅ローンの基礎知識
すでにご存じの読者様は「はいはい」となるかもしれませんが。
まずは基本的なところからお話していきましょう。
住宅ローンとは
まず住宅ローンとは「住宅を購入するため」に限定したローン商品のひとつです。「購入した住宅を担保にして、お金を借りる」のです。
住宅を購入するために借りたお金は、毎月決められた金額を返済し、借入れ時に契約した返済期限内に完済することが原則となります。
またこの住宅ローンは住宅購入が目的であるため、他のローン商品よりも低い金利で借り入れ出来るのが特徴です。
自分のために購入というのがポイントで、「親族のため」「人に貸すため」という目的では利用することはできません。
金利とは
住宅ローンを選ぶうえで一番重要といえるポイントは金利です。
目先の金利で選択しがちですが、金利の変動がなく返済額が一定、金利の変動があって返済額が増えたり減ったりするものがあります。
自身のライフプランに合った金利タイプを選択しましょう。
【金利のタイプ】
住宅ローンの金利には全期間固定金利型、固定金利選択型、変動金利型の3つのタイプがあります。それぞれメリットデメリットがあるので詳しくみていきましょう。
①全期間固定金利型【固定金利タイプ】
全期間固定金利型とは「フラット35」や一部の銀行ローンに多く、契約時点の金利で借入れ期間中の金利が固定されるタイプです。
借入全期間中、金利が一律で変わらないのが特徴です。
借入れ後に市場金利が上がっても金利が一律であるため影響を受けにくく、ライフプランが立てやすく安心感があります。
また、将来の返済内容が確定しているため、家計の管理がしやすいところも良い点です。
②固定金利選択型【変動金利タイプ】
固定金利選択型は銀行ローンに多く、借り入れ当初から2年,3年,5年,10年,15年などの一定期間限定で金利が固定されるタイプです。
「当初3年間〇%」など一定期間の固定金利期間中の返済額を確定できます。
また、市場金利が下がると返済額が少なくなります。
金利変動幅や返済額について上限が設定されていないため、大幅に金利が上がれば返済額が大きくなるため注意が必要です。
また、はじめの借入れ時に固定金利期間終了後の返済額までは確定しないため、その分返済計画が立てにくくなります。
③変動金利型【変動金利タイプ】
変動金利型とは金融情勢の変化に伴い、市場金利の変動の影響を受けて返済額が変動するタイプです。
通常1年に2回金利の見直しがあります。
一般的に他の金利タイプよりも金利が低いと言われています。
楽天銀行の住宅ローンの特徴
楽天銀行の取扱商品
楽天銀行では上でお話した3タイプ全てを取り扱いしています。
楽天銀行がメインで取り扱いしているのが「フラット35」、自社の住宅ローンは金利選択タイプの「楽天銀行住宅ローン」があります。
【楽天銀行の「フラット35」の特徴】
①金利は最低水準
数ある「フラット35」を取扱う金融機関の中でも楽天銀行の「フラット35」は全期間固定金利型で業界最低水準の金利です。
②融資事務手数料も業界最低水準
楽天銀行住宅ローンの融資事務手数料は借入額×1.10%(税込)です。
フラット35を取扱う金融機関の中で比較しても融資事務手数料率が最低水準です。
③組み合わせ商品「固定と変動」
楽天銀行では「フラット35」に組み合わせることができる「固定と変動」という商品を取り扱っています。
100%固定金利型の住宅金融支援機構で借りてしまうと金利が高くなるため、90%を「フラット35」で残りの10%を楽天銀行の変動金利で融資してもらうという組み合わせで借り入れが可能です。
【楽天銀行の「金利選択型住宅ローン」の特徴】
変動型金利と固定金利の金利タイプを自由に選択できる住宅ローンです。
変動型金利で返済中でもいつでも固定金利に変更することが出来ます。
①がん保障・全疾病特約がついても団信保険料0円
住宅ローンを返済中に重い病気を患った時、住宅ローンの残高が半分になる「がん特約」や病気やケガにより就業不可能になった時を保障する「全疾病特約」があります。
保険料を楽天銀行が負担してくれるため、保険料はかかりません。
②繰り上げ返済手数料0円
楽天銀行では繰り上げ返済手数料0円です。
繰り上げ返済とは毎月の返済とは別に借入額の一部や全額を前倒しで返済することを言います。
何度も繰り上げ返済すると手数料がその分かかり、負担になります。
手数料が0円なのは安心ですね。
③融資事務手数料は借入れ金額にかかわらず一律33万円
手数料が借入金額に応じて大きく増加することがないので安心です。
事務手数料については次の諸費用のところで詳しくお話します。
住宅ローンにかかる諸経費
金利の重要性については先にお話しましたが、金利の低さだけで決めるのはちょっと危険です。
住宅ローンにかかる費用として、「元本+利息」の他に融資事務手数料などの諸費用があります。
さらに細かく言うと事務手数料の他に金融消費賃貸契約証の印紙代、抵当権設定登記費用(登録免許税と司法書士報酬)、火災保険料、保証料なども借り入れ時に負担することになります。
ついつい「総返済額」に目がいきがちですが、金融機関を選ぶ際に注目したいのは「総支払額」です。
金利が低くても事務手数料などを含めた「総支払額」でみると実は大きく損していることもあるのです。
【楽天銀行の諸費用メリット】
①事務手数料が定額
住宅ローン取り扱い金融機関によって事務手数料は異なります。
多くの銀行の事務手数料は借入額の2.16%が一般的です。
楽天銀行の「金利選択型住宅ローン」の場合、33万円(消費税込み)と定額手数料です。
定額だとなんとなく安心ですよね。
借入額が大きい人ほどメリットがあります。
②保証料が0円
一般的に住宅ローンの借り入れの際に必要となる費用として保証料があります。
楽天銀行の住宅ローンでは保証料はかかりません。
楽天銀行の住宅ローンのメリットまとめ
楽天銀行の住宅ローンについてご紹介しました。
今回お話した楽天銀行のメリットをまとめると以下の通りです。
①金利が低い【フラット35】
②融資事務手数料がほかの金融機関に比べて安い【フラット35】
「金利選択型住宅ローン」の場合、一律33万円(消費税込み)と定額手数料
③保証料や繰り上げ返済手数料0円【金利選択型住宅ローン】
楽天銀行の住宅ローンは他の金融機関ではかかってくる諸費用が一部かからなかったり、金利が安かったりと他の競合ネット銀行に比べてもメリットがたくさんあります。
しかし、銀行とは異なり実店舗がない分、低金利と低手数料が実現できるのがネット銀行の良いところなのですが、書類のやりとりは郵送で行うため
「書類の用意や書き方などに不安があってどうしても対面で手続きしたい」
という読者様には向かないかもしれません。
楽天銀行の住宅ローンをおすすめしたい人を以下の通りまとめてみました。
■事務手数料を抑えたい人
■低金利で借り入れしたい人
■自分でスケジュール調整&調べて分からないことをはっきりさせることが出来る人
最近は在宅勤務やオンライン飲み会など、ネット上で誰かと交流する機会が増えて人との関わり方が変化してきていますよね。
そんな中、楽天銀行では夜22時までと遅い時間まで予約制でオンライン相談に対応しています。
便利で手軽なオンライン相談を利用してみましょう。
「住宅ローン」と聞くと難しそうで、リサーチをついつい後回しにしがちになってしまいませんか?
不動産会社や住宅メーカー、私のように夫や銀行におまかせしてしまう方も多いかと思います。
特に、主婦は仕事に家事に毎日忙しいですよね。
誰かにおまかせしたくなる気持ちはよーく解ります。
でも、住宅ローンは一生負担するものですし、面倒な手続きは借り入れ時の一度だけです。
のちのち後悔することがないように自分でしっかり検討することが何よりも大切です。
住宅ローンで悩む読者様のお役に立てますように。
面倒な手続きが済んだら、ワクワクする自分だけのマイホームが待っていますよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。