マイホームの購入に必要不可欠な住宅ローンですが、種類が多くてどこの会社の住宅ローンを選ぶべきか悩んだことはありませんか?
「住宅ローンってどこも同じじゃないの?」「難しそうだし調べるの面倒だなぁ・・」と適当に選んだ方は、後悔してしまうかもしれませんよ。
私、ゆいかがオススメする住宅ローン会社はずばり楽天銀行です。
今回は、楽天銀行をオススメする5つの理由と、どんな方が楽天銀行の住宅ローンに向いているかをご紹介します。
■目次
住宅ローンを楽天銀行にすべき5つの理由
なぜ楽天銀行の住宅ローンをオススメしているかというと、住宅ローン初心者に嬉しい5つのポイントがあるからなんです。
それぞれのポイントを詳しく紹介していきます。
手数料が安い
住宅ローンを借りるには物件の購入費用の他に手数料が必要となります。
その中でも多くの割合を占める事務手数料は、他のネット銀行では定額ではなく借入金額に一定のパーセンテージを掛けるのが一般的。
例えばauじぶん銀行では借り入れ金額×2.20%。
引用:auじぶん銀行
住信SBIネット銀行でも借り入れ金額×2.20%です。
引用:住信SBIネット銀行
しかし楽天銀行は、どんなに借入をしても33万円と一律定額制なんです。
借り入れ金額が多ければ特に、他のネット銀行よりも事務手数料を安く抑えられます。
紹介したauじぶん銀行・住信SBIネット銀行では1,500万円を超えた額を借り入れすると手数料が33万円以上になります。
リクルート住まいカンパニーの調査によると、住宅ローンの平均的な借り入れ金額は約4,791万円。
1,500万円未満の額を借り入れている人はわずか1%ほどなので、ほとんどの人は楽天銀行からの借り入れの方が手数料がお得です。
さらに、楽天銀行は保証料や繰り上げ手数料がかかりません。
手数料を安く抑えることで、他の費用やマイホームの引越し代、家具や家電の新調などにその分の金額を充てられますね。
手数料もまとめて借り入れができる
住宅ローンの手数料は30〜80万円が相場だと言われています。
いくら楽天銀行の手数料がお得だからと言って、この金額は大きいですよね。
実は楽天銀行では、手数料の一部も借り入れすることが可能。
借りたいと思った時にすぐ、住宅ローンの申し込みをすることができるんです。
住宅ローンの手数料については、こちらの記事もご覧ください。
団信をお得につけられる
そもそも団信とは団体信用生命保険の略で、住宅ローンの契約者が死亡や定められた重度の障害でローンを支払えなくなった場合に、ローン残額を肩代わりしてもらえる制度のこと。
契約者にもしものことがあっても、家族の経済的な困窮を防いでくれる制度です。
楽天銀行住宅ローンの団信は死亡や重度の障害の他に、以下のような条件も含まれます。
- 余命6ヶ月以内と判断された場合
- 1年以上就業不能が続いている場合
- がんと診断された場合 ※1
- 15日以上就業不能が続いている場合 ※2
※1…がんと診断された場合は住宅ローンの残高が半分になります。
金利を上乗せすることで残高を0円にすることも可能です。
※2…15日以上就業不能が続いている場合は1ヶ月ごとの返済額が補償となります。
一般的に死亡や重度の障害以外をプラスするには、金利の上乗せが条件となる銀行がほとんどです。
しかし楽天銀行の住宅ローンは無料で上記の条件をつけられるため、万が一のケースでも契約者・契約者の家族どちらも安心することができるんです。
団信については、こちらの記事に詳しくまとめています。
金利タイプを何度も変えられる
住宅ローンの金利には、変動金利と固定金利の2種類があります。
変動金利とは返済中に定期的に金利の額が変わるタイプ、一方固定金利は、ローンを借りた時から金利の額が決められているタイプです。
どちらの金利タイプにもメリット・デメリットがあります。
メリット | デメリット | |
変動金利 |
・固定金利に比べると金利が低い ・金利が上昇しなければずっと低金利 |
・金利が上昇する可能性もある ・返済スケジュールを立てにくい |
固定金利 |
・金利が変わらないので安心できる ・返済スケジュールが立てやすい |
・変動金利に比べると金利が高い ・金利が下がっても返済額が変わらない |
金利タイプについて詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
楽天銀行の住宅ローンには変動金利(固定特約付き)というものがあり、それを選択すると変動金利と固定金利を何度でも変更することができるんです。
金利の動向を見ながら都度お得なタイプを選びましょう。
楽天ポイントが貯まる
さまざまなお店で貯めることも使うこともできる楽天ポイント。
楽天銀行の住宅ローンを組むだけ楽天ポイントのハッピープログラムステージが1ランクアップします。
ハッピープログラムのステージがあがるということは、楽天ポイントの獲得倍率が増える可能性があるということ。
引用:楽天銀行
さらに楽天銀行ATMを利用する手数料が無料になる回数も増えます。
貯めやすく使える場所も多い楽天ポイントがさらに貯まるのは、楽天銀行の住宅ローンにしかないメリットです。
住宅ローンを楽天銀行にする3つのデメリット
しかし、そんな楽天銀行の住宅ローンにもデメリットがあります。
説明した楽天銀行住宅ローンの良い点と今から説明するデメリットを比較して、楽天銀行住宅ローンがご自身に合っているかを検討してくださいね。
審査基準に制限がある
楽天銀行住宅ローンには加入できる条件があります。
- 借入時の年齢が65歳6ヶ月未満で完済時の年齢が80歳未満の方
- 日本国籍か永住許可を受けている外国人の方
- 前年の年収が400万円以上の方
- 楽天銀行住宅ローンを含めた全ての借入金の返済額が年収の30〜35%以下の方
上記の条件を満たしていない方は審査が通らない可能性が高いので、申し込みの前にはご自身の審査情報を確認しておくと良いでしょう。
楽天銀行以外を使用すると金利が増える
楽天銀行の住宅ローンは、返済する口座を楽天銀行に指定することを前提としています。
万が一楽天銀行以外での返済を考えている方は、金利が年0.3%上乗せされてしまうので、注意が必要です。
給与が入る口座が楽天銀行ではない場合、返済金を楽天銀行に移さなければいけないため、金利を抑えたい方には手間がかかってしまいます。
変動金利の幅が大きい
楽天銀行住宅ローンの変動金利タイプは、金利が年0.537~1.187%と幅広く設定されています。
金利の幅が大きいと返済スケジュールが立てづらく、審査で上限金利が適用されると固定金利より高い金額を払わなければいけない可能性もあります。
楽天銀行の住宅ローンが向いてるのはどんな人?
楽天銀行住宅ローンの良い点と悪い点、それぞれお分かりいただけましたか?
これまで紹介した楽天銀行をオススメする5つの理由と3つのデメリットを踏まえ、楽天銀行の住宅ローンが向いている人について解説していきます。
借り入れ金額が1,500万円以上の人
他のネット銀行の事務手数料は一般的に借り入れ金額×2.20%が相場です。
それに比べ、楽天銀行住宅ローンはいくら借りても33万円の一定金額。
単純計算をすると、借り入れ金額が1,500万円を超えれば楽天銀行で住宅ローンを借りる方がお得です。
住宅ローンのために1,500万円以上を借りようと検討している方は、楽天銀行住宅ローンがオススメです。
申し込み時にまとまった金額が用意できない人
33万円の事務手数料やその他の手数料の相場は、先述の通り30〜80万円と高額になってしまいます。
そのため、「マイホームを買いたいけど今すぐ手数料が用意できない・・・」といったお悩みをお持ちの方も多いかもしれません。
しかし楽天銀行住宅ローンは最初の手数料も借り入れができるため、そんな心配は不要。
まとまった金額がなくても、今すぐマイホームの購入ができるんです。
さらに保証料や繰り上げ手数料がかからないため、初期費用は相場より安くなるケースが多い楽天銀行住宅ローン。
初期費用の準備に心配な方は楽天銀行住宅ローンが向いていると言えます。
普段から楽天ポイントを貯めている人
楽天市場でのショッピングはもちろん、ポイントが貯まる加盟店も増えてきている楽天ポイント。
楽天ポイントは1ポイント1円として楽天のあらゆるサービスや、街の飲食店・ドラッグストアなどたくさんの店で使うことができるんです。
そんな楽天ポイントを貯めている人、多いですよね。
楽天銀行住宅ローンから借り入れをするとハッピープログラムのステージがあがり、楽天ポイントが貯まりやすくなります。
普段から楽天ポイントを貯めている人は、楽天銀行住宅ローンを選ぶと良いでしょう。
楽天銀行の住宅ローン申し込みの流れ
「あ、私って楽天銀行住宅ローンに向いている!」と思った方は、ぜひ楽天銀行住宅ローンに申し込んでみてください。
住宅ローンは初めてどうやって申し込めば良いかわからない方のために、申し込みの流れを詳しく解説します。
今回は、新規借り入れの金利選択型タイプを説明します。
- 楽天銀行ウェブサイトより申し込みを行う
- 事前審査が行われる
- 届いた申込書類に記入して発送する
- 本審査が行われる<約1〜2週間>
- 口座振替依頼書・契約書作成に関する連絡書を発送する
- 届いた契約書類に記入して返送する
- 楽天銀行の司法書士と面談する
- 火災保険に加入する
- 指定口座に借り入れ融資が振り込まれる
上記の流れが1ヶ月〜1ヶ月半で完了します。
書類の不備など、手続きで何か問題があればもっと日数がかかってしまうので、できるだけ余裕を持って住宅ローンの申し込みを行うようにしましょう。
住宅ローン審査が通りやすいコツについてはこの記事に詳しくまとめています。
住宅ローンは楽天銀行がオススメのまとめ
今回は『楽天銀行住宅ローンがオススメな理由』を詳しく解説してきました。
私、ゆいかが楽天銀行住宅ローンをオススメする理由をお分かりいただけたかと思います!
お伝えしてきた『楽天銀行住宅ローンをオススメする5つのポイント』は次のとおり。
- 事務手数料が他のネット銀行と違い一律の33万円で、保証料や繰り上げ手数料が不要。
- 手数料もまとめて借り入れすることができる
- 他の銀行よりも手厚い団体信用生命保険の内容を無料でつけられる
- 固定特約がついた変動金利を選ぶと、何度でも変動金利と固定金利を変更できる
- どこでも使って貯められる楽天ポイントをお得に貯めることができる
メリットもデメリットもある楽天銀行住宅ローン。
「私に向いてるローンタイプだわ!」と感じた方はぜひ検討してみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。