この物件、良いなぁ!!
マイホーム選びが本格化し、理想の物件の候補が決まり始めている頃、新しい生活を思い描いてワクワクしてしまいますよね。
しかし、ここで懸念となるのは住宅ローン選びですね。
- 住宅ローンを何を基準に選べばいいのかわからない!
- 自分に合った商品をお得に選びたい。
このようなことでお悩みの方は、住宅ローン初心者でもわかる!
住宅ローンの選び方についてマニュアルを作ってみました。
この記事を読んで、サクッと自分に合った住宅ローンを選んでいきましょう!
■目次
初心者向けの住宅ローンの選び方の4ステップ!
住宅ローンは今後の生活に大きくかかわってきます。
住宅ローンの選び方を間違えてしまうと、金利が想像以上に増えてしまったり、生活が苦しくなったりしてしまいます。
なので、慎重に、しっかりと自分に合った商品を選ぶことが大切です。
しかし、じつは考え方自体は非常にシンプルです!
たった3つのstepを踏むだけで、自分にあった住宅ローンを見つけることができます。
- ライフプランを把握する
- 年収から自分の借り入れ額を把握する
- 住宅ローンの選び方6つのポイントをおさえて銀行を選ぶ
- 住宅ローンを比較する
それでは、順番に見ていきましょう。
【初心者向け】住宅ローンの選び方 その1 ライフプランを把握する
住宅ローンの検討するにあたって、まず最初にしてもらいたいのは、自分のライフプランを把握するということです。
やみくもに金利の低さで選ぶと、後々痛い目を見ることもしばしばあります。
- 自分の年収はいくらか。
- 世帯年収はいくらか。
- 自営業かそれともサラリーマンなのか。
- 将来、子どもはいるか。いるなら何人くらいで考えているか。
それに合わせてローンの年数なども変わってくると思うので、実際にシュミレーションしていきましょう。
合わせて税金制度の把握や保険の見直しも行っておくとベスト!
【初心者向け】住宅ローンの選び方 その2 年収から借入額を試算する
欲しい物件があるからと言って、いくらでも住宅ローンを借り入れられると思っているとNGです。
年収によって借り入れできる額は違いますし、仮に背伸びをして借り入れたとしても後々生活が苦しくなっていきます。
自分の年収にあった借入限度額を知ることが大切です。
また、毎月いくらの支払いが発生し、生活に余力があるのかも見ていく必要があります。
長い目で見て支払い続けられるのかも、視野に入れるようにしましょう。
そこで役に立つのが各銀行の商品ページにある借入額のシュミレーションです。
こちらはイオン銀行の住宅ローンシュミレーションになります。
引用:イオン銀行
年収と借入希望期間を入力するだけで、概算になりますが簡単に試算できます。
こちらはりそな銀行のシュミレーションになります。
引用:りそな銀行
こちらは借入額~金利まで入力することで、毎月の返済額を出しています。
住宅ローンって、イメージわかないなぁって方は、まずは毎月の返済額だけでもしっかり把握しておくことが大事ですよ。
こちらでも借入可能額について詳しく解説しています。
ずっと同じローンを組む必要はありません。
諸費用こそ掛かりますが、お得になるのであれば、途中で借り換えも視野に入れて設計するのもいいかもしれませんね。
いろんなローンの組み方があるので、ぜひここでいろいろ学んでいってくださいね。(笑)
【初心者向け】住宅ローンの選び方 その3 住宅ローンを選ぶ6つのポイント
ではいよいよ住宅ローンを選んでいきましょう。
住宅ローンを選ぶには、以下の6つのポイントをおさえることが大切です。
- 金利
- 借入先
- 借り入れ条件
- 返済方法
- 諸費用(保証料+融資手数料など)
- 保障内容
ではポイントの1つ1つを簡単にご紹介していきましょう!
金利
まず欠かせないのが、自分がどの金利を選ぶかですね。
このブログでは散々言いまくっていますが、今一度おさらいしておきましょう!!
【金利タイプ種類】
【金利タイプイメージ図】
引用:住宅本舗
今では金利の種類を組み合わせる”金利ミックス”という商品もあるわ。
自分のライフプランに合わせて金利を選びましょう♪
より詳しく知りたい方はこちらを参考にしてくださいね。
フラット35について知りたい方はぜひこちらをご覧ください。
借入先
金利が決まれば、借入先の銀行を探していきましょう!
借入先をえらぶ基準となるのが以下になります。
- 自分の選びたい金利タイプがあるか
- 何かあった場合、相談しやすいか
- 自分にとってお得になるか
- 住宅ローン審査に不安があるか
他にも人によって選ぶ基準というのはあるでしょう。
やっぱり顔を見て話したいとなると、メガバンクや地方銀行になりますし。
とにかく審査の速さやお得さを選ぶなら、ネット銀行は独自のサービスを展開しているところもあります。
全期間固定が良いとなると、フラット35や長期ローン商品を取り扱っている銀行になります。
それぞれの銀行によって特色が変わってきますので、自分に合っている銀行をピックアップしていきましょう。
その際は、1社に決めず、複数で検討すると良いですよ。
この段階では、まだ借り入れられるかどうかの基準が満たされているかは考えず、利用するうえで、自分に合っているかどうかで決めると良いですよ。
まずは多く候補を選ぶことが大切です。
ネット銀行で有名なイオンやauじぶん銀行の住宅ローンでは、独自のポイントサービスや割引制度を取り入れています。
そういった新しい銀行ならではの特色もあるので、ぜひわくわくしながら選んでみてくださいね。
参考までに以下、2つをご紹介します。
借り入れ条件
自分の借り入れたいなという銀行をいくつか選んだ後は、借り入れ条件を満たしているかを見ていきます。
借り入れたいと思っても、審査を通過できなければ住宅ローンの契約はできません。
その審査も条件を満たさなければ、そもそも受けることができないため審査基準を満たしているのか見ていきましょう。
主に見られるのはこのポイントです。
- 年収
- 勤続年数
- 雇用形態
- 健康状態
他にもありますが、最低限ここは満たしておきたいところではあります。
今一度利用したい住宅ローンの基準にこれらが満たされているかを確認してみてくださいね。
返済方法
住宅ローンには返済方法がいくつかあります。
契約時に決める時はこの2つのどちらかから選びます。
イメージ図 | メリット | デメリット | |
元利均等返済 |
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元金均等返済 |
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又、途中でまとまったお金が手に入った場合、繰り上げ返済も考える方もいらっしゃるでしょう。
その際は、手数料がかかるか、又、いくらから繰り上げ返済ができるかなども、ローン契約前に調べておくと良いでしょう。
諸費用
住宅ローンを借りるには、最初にまとまった諸費用が必要です。
諸費用の内訳は、主に保証料及び融資手数料になります。
金利の低さばかりで選んでいると、諸費用がものすごく高額になったりもするの。
事前にどれくらいかかるのかを調べておきましょう。
諸費用を検討する時のポイントは以下になります。
- 諸費用がどれくらいかかるのか、ローンサイトのシュミレーションでざっくり計算する
- 最初にまとまって諸費用を払えるかどうか
こちらは借り換えメインのお話ですが、かかる諸費用はざっくり一緒なので、参考までにどうぞ。
諸費用はおおよそ60~80万ほどと言われています。
まとまったお金を最初に用意できない場合は、
- 手数料をなるべくおさえた住宅ローンの商品を選ぶ
- 諸費用込みで住宅ローンを借り入れる
など解決できるよう検討してみてくださいね。
保障内容
最後は団体信用生命保険についても見ていきましょう。
だいたいのローンは団信がついているのですが、別途上乗せ金利が必要かどうかは銀行によって違います。
また保障内容も銀行によってそれぞれですので、万が一のことも考えてしっかりと視野に入れていきましょう。
団体信用生命保険についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
金利上乗せによって、就業不能やがんなどに対応した魅力ある保険の商品も多数あるわ。
各銀行によって特色が違うので、ぜひ調べてみてね。
【初心者向け】住宅ローンの選び方 その4 住宅ローンを比較する
だいたいの商品が選び終わったら、どれが自分に合っているか比較していきましょう。
最初に言った通り、1社だけで選ぶのはあまりおすすめできません。
住宅ローンを比較することで、よりお得に借り入れできる可能性が高いからです。
どうしてもこの銀行が良い!!って場合も、もって行き方によっては金利交渉できるチャンスにつながります。
とくに借り換えを検討するならば、比較は必須条件です。
各銀行のシュミレーションサイトにて、試算し、比べてみてくださいね。
【初心者向け】住宅ローンの選び方!それでもわからない方
いっぱい考えることが多すぎるし、どれがお得かやってみてもわからない!!
しゃらくせぇー!って方には、とっておきの時短術をお伝えいたします。
そんな方には住宅ローンの一括審査サービスがおすすめです。
あまり聞き慣れないサービスではありますが、「一括審査」ってうつと検索結果に上位表示しちゃうくらいの大手の会社だったりするんです。
- 無料で複数の仮審査を受けられる
- 金利、手数料、すべて込みでいっきに比較ができて時短
- いつでも申し込み可能
ただデメリットとしては、
- 受けたいという銀行がない場合もある
- 1社のみの申込しかできない銀行もある
というところですので、そもそも受けたい銀行がないという方はあまりメリットはないかもしれません。
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
おまけ:もしも住宅ローンの審査に落ちてしまったら・・・
もしも住宅ローンの審査に落ちてしまった場合は、どこが悪かったのか、結果は銀行から教えてもらえませんよね。
そんな時のヒントとなる記事を、当ブログではいくつか用意しています。
とりあえず、探すのめんどくさいわって方は、ぜひこちらの住宅ローン審査攻略の4Stepをご覧くださいね。
これからも住宅ローンについて役立つ情報をじゃんじゃんお伝えしていきますね!
もしこんなこと知りたいなぁ~ってことがあれば、気軽にお声がけください。
【初心者向け】住宅ローンの選び方マニュアル!困った時の4step
初めての住宅ローン選びをいきなり比較しろだ金利選べだなんて、ぶっちゃけわかりませんよね?
総じて大事なのは、自分のライフプランに合ったものを選ぶということです!
住宅ローンの選び方に困っていた読者様も、なんとなくやれそうだなぁって思ってもらえると嬉しいなぁと思います。
ではまとめていきます。
- ライフプランを把握する
- 年収から自分の借り入れ額を把握する
- 住宅ローンの選び方6つのポイントをおさえて銀行を選ぶ
- 住宅ローンを比較する
自分に合った住宅ローンをさくっと選んで、夢のマイホームで素敵な生活を送ってくださいね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
子どもがいる場合であれば、将来、教育費は大きくなっていきます。
又、自分自身も年齢が上がるにつれて、医療費などが上がる傾向があります。